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バター不足、いつまで続く? [ニュース]

国産、国内のバター不足がまたもや
深刻化しています
このバター不足は一体いつまで続くのでしょうか?

スーパーではバターの品薄状態が続き、
『お一人様一個限り』
といった張り紙まで見られるところも・・


また、パン屋さんやケーキ屋さんは大打撃です


このバター不足に陥った理由などを調べてみました

 【関連記事】バター不足の原因は?





■そもそもなぜ不足したの?

 バターは不足しているのに牛乳はいつも通りの品揃え
 なぜなのでしょうか?

 国内で生産された加工前の『生乳』はまず、
 牛乳を最優先に加工されます
 その理由は、
 日持ちがしないのと輸入ができないからだそうです

 残った生乳から加工されるバターは、生乳の生産減の影響を
 ダイレクトに受けてしまいます

 生乳生産減の原因は、

 ①酪農家の離農が進んで飼育頭数が減っている

 ②前年の猛暑で生産量が落ちている


 しかも、このバター不足、近年何度も起こっているのです!



■緊急輸入も関税300%??

 バターの今年4~8月の生産量は
 前年同期比11・9%も減少しているため
 国は5月に7千トン、9月に3千トンの追加輸入を決めました

 バターの最需要期となるクリスマスに向けて順次輸入され、
 業務用のバターの需要をカバーするといいます

 しかし、バターの輸入にはなんと
 300%近い関税をかけているのです!

 輸入をしているとはいえ、バター必須の業界では
 価格が大問題で大変ですよね・・・

 しかも輸入元(欧州など)としても急な輸出をいつまで
 継続できるものか・・
 
 欧州ではバターの生産量も多いですが、消費量もまた多いです

 急に、日本から輸出のお願いをされても困りますよね

 また、大量の輸出をしたものの、日本国内でバターが安定すれば
 とつぜん輸出ストップともなりかねませんので
 輸出元としてはリスクも多いです



■毎年価格が・・

 さて、輸入バターの関税(300%)もすごいですが、
 国産のバターは毎年徐々に値上がりしています

 ざっと見たところ、毎年2~3%割増と見受けられます

 そういえば、バターを使う洋菓子も・・
 以前よりとってもお値段が高くなっています

 

■バター不足、一体いつまで・・

 バター不足の直接の原因として昨夏の高温が挙げられていますが
 乳牛は暑さに弱く、猛暑になると乳の出が悪くなります

 牛の体力が回復し、搾乳量が元に戻るまでは約1年かかるそうです

 しかしながら、酪農離れの飼育頭数減も原因のひとつであるため
 現存の牛の体力が回復したとしてもいきなり供給が増える、
 ということは期待できそうにありません

 政府が酪農家への補助など、対策を打つ必要がありそうです


 しかしそれが実現するのかは別の話なので

 つまり、この先ずっと不足が続く可能性が高い・・


 輸入でも関税がとてもかかりますし、
 身近なもので代用する方法を検討してみましょう!


 まずはマーガリン
 安価ですし、なんとか代用できそうです 

 あと、生クリームからの手作り
 
 ※脂肪率40%以上の生クリーム200ミリリットルを
   広口のふた付き容器に入れてよく冷やし、
   10~20分程度よく振れば、バター約80グラムが完成

 日持ちがしないので、すぐに使う場合に良いそうです


 さらに、トーストなどにはクリームチーズも代用できそうですね



バター不足で、とにかくバターを買い求めなければ!!
ということではなく、
代用できるものを探したり、別の選択肢を考えることも
大切ですね・・


これはバターだけでなく、生きていくうえでの知恵として
他の事やモノでも当てはまるのかもしれません

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